(旧 acha滑空工房)
投げ釣り用天秤ですが、引き釣りを対象に、極端に感度にこだわった偏った天秤として仕上げて見ました。
現在、キスタンクの試作と試し釣り中です。課題も多く残されています。
少しずつ、仕上げていきます。ご意見や情報があればメールなどお願い致します。
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キスタンクのオモリは、表面積と浮力を得るために、通常の約3倍の容積があります。その3倍の容積が作り出す空気抵抗は遠投性にそのまま影響します。そのために高感度の代償として飛距離が落ちてしまいますが、その飛距離を出来るだけ落とさない事が、キスタンクでの課題です。実際の飛距離実測では5%程度の減で収める事が出来ています。これで感度がどの程度変化するかが問題です。
キスタンクでは、尖ったオモリ先端の形状と、直線形状記憶合金(超弾性合金)の採用により、遠投性の低下を抑える方法をとっています。
尖ったオモリ先端の形状は言うまでもなく空気抵抗の軽減です。
天秤の腕は、超弾性合金を使用しているため、キスタンクの腕は曲げて使いません。飛行中は糸絡みしないように、しなって道糸と仕掛けに距離をとり、飛行が終わると直線状に戻ります。着水時の衝撃を受けても弾性が強い超弾性合金は形状を復帰する事ができます。
この事が、どの程度影響しているかは解りませんが、実測で5%程度の減で収まっている事は事実です。感度重視の天秤では一番良く飛ぶと思います。
飛行時でのキスタンク天秤の腕は、投げる時は、自動的に大きく曲がります。糸絡みに対して、必要なときに必要なだけ距離をとる事が出来ます。
着水時は、右図のようになります。
また、逆V字天秤は、海草が引っ掛からないというメリットもあります。これは状況によっては、かなり魅力です。
問題は着水音です。これはキスタンク(高浮力タイプ)にとって避けようがない問題です。
比較すれば、着水音に差は出ると思いますが、キスタンク(高浮力タイプ)を使用する場面では、極端に超遠投の必要がない場面ですから、多少遠くに着水させることで問題はなくなると思います。
投げ釣り用の天秤に要求されるものとして、潮流が早い場合の保持力や、掛け上がりの傾斜海底面での保持力が必要とされる事は多いと思います。
キスタンクは、この両方が苦手です。「引き釣り」を対象とした超高感度天秤を目指して作りましたので、この課題は難しいです。
キスタンクは、オモリを引きずる「引き重り」を軽減する事により感度を手に入れていますが、この事により逆に海底の起伏を感じる感度を弱める事もあります。
以前に共同開発した「根掛り防止ROCK」というものがありますが、起伏を平均化して乗り越えるために砂浜では海底起伏を感じないほどスムーズに移動します。根がある場合には、適度に感度があり良好ですが、完全な砂地で海底起伏形状を探るのは困難です。
今回のキスタンクは、海底起伏を伝える感度を損なう事なく「引き重り」を軽減しています。右図に示すように起伏を平均化していないのがその理由です。
さらに、オモリの形状も曲面を連続した形状としているため、起伏の乗り越えるときに引っ掛かった状態から急に開放されるようなガコガコといった動きでなくコトコトと快適に海底状況の伝達をしてくれるのが爽快です。
アタリと言えば、全遊動や分割式天秤が一番に浮かぶと思いますが、「引き釣り」では、オ
モリを常に引きずる事からライン張力が影響しています。
「引き釣り」では、このライン張力が常にラインに掛かります。したがって魚が引く力が、こ
のライン張力以上の力で引かない限り、アタリがロッドに伝わる事はありません。
つまり「引き重り」が軽ければ軽いほど、小さなアタリでも伝える事が出来ます。

キスタンクのオモリは、通常の約3倍の容積(比重 1.5〜3.0g/cm3)があります。
(アルミ製:2.7g/cm3 磁器:2.0〜2.6g/cm3 ガラス:2.4〜2.6g/cm3 樹脂金属複合体)
その3倍の容積が作り出す「表面積」と「浮力」により引き重りを軽減しています。
普通のオモリと比べると約40%程度の引き重り減を体感出来ます。

キスタンク ナツメ型 ペンシル型
上写真は、キスタンクと従来オモリで、砂に残る軌跡の深さの違いを撮影したものです。
砂が乱されれば、乱されるほど抵抗は大きくなります。キスタンクの抵抗が少ないのが解ります。
これが水中だと浮力の影響がさらにプラスされます。
このことから、従来の半分程度のアタリでも、振動をロッドに伝える事が可能となっています。
しかも天秤の腕は水中で直線状になっており、ダイレクトにアタリを伝えます。
オモリが大きくなれば、魚が怖がって釣果に影響するのではという疑問があると思います。これについては、実釣テストで問題を感じなかったため、おそらく大丈夫だと思います。
キスタンクの設計思想の中には、中通しオモリを交換できるように天秤端部の止め具をネジ式としています。
超遠投が必要となれば、比重が高い鉛でのナツメ錘に簡単に交換して選択できるように考えたものです。
キスタンク用天秤は、この交換機能により、「高感度タイプオモリ」以外にも、「遠投バージョン鉛」や、「投げウキ」や、「投げカゴ」なども交換して取り付け可能です。
キスタンクは、早く巻き寄せると、比重が軽いため中層から上層を保持する事が出来ます。また、水中での天秤は折り畳まれた状態ですので、早く引いても引き重りがありません。
@ キスタンクの設計思想は、「引き釣り」を対象とした偏った特徴の天秤です。
A 従来の半分程度の小さなアタリも逃さずキャッチ出来ます。
B 引きオモリが少なく繊細で快適です。しかも海底起伏を感じる感度も両立しています。
C 海草が、ほとんど引っ掛かりません。
D 早引きすると、中層上層を保持し、かつ天秤が折り畳まれて抵抗が少なくなります。
E ルアー遠投用シンカーとしても最適です。サーフでナブラを見つけたら即チャレンジ。
@ キスタンクのオモリは、通常の約3倍の容積(軽比重中通し:@PAT.P)があります。
A その3倍の容積が作り出す「表面積」と「浮力」により引き重りを軽減しています。
B 感覚的には60〜70%程度まで軽減を感じる程度です。
C 天秤の腕は、超弾性直線記憶合金(APAT.P)を使用しており、折り曲げて使用しません。
D 飛行するときは、超弾性直線記憶合金の腕が弓なりになります。
E 着水後は、超弾性直線記憶合金の腕は、直線状になります。
F 装着する中通しオモリを、容易に交換できる機能(BPAT.P)としています。
実釣テストでは、乗りは悪くありませんでした。半遊動でオモリの水中負荷も少ないため、向こう合わせという考え方はできませんが、特に問題を感じる状況は発生しておりません。
天秤が直線になることは、天秤での弾力性が失われる事も考えられますが、現実に使用してみて問題なかったため良しとします。
| 品 名 |
仕 様 |
税込価格 |
ご注文 |
納期 |
キスタンク
(アルミ 27号) |
【天秤主軸】 SUS脱着式
【天秤腕】 形状記憶合金
【オモリ】 アルミ 27号 |
インターネット
円
店頭価格
円 |
|
受注生産。
在庫があれば、即発送します。 |
キスタンク用
天秤 |
【天秤主軸】 SUS脱着式
【天秤腕】 形状記憶合金 |
インターネット
円
店頭価格
円 |
|
受注生産。
在庫があれば、即発送します。 |
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キスタンクの、オモリの部分を投げウキに交換すると、サヨリなどの表層を遠投して狙うためのアイテムとなります。
キスタンクの、オモリの部分をカゴに交換すると、投げカゴになります。内部に中通しオモリをセットすれば完成です。臭いやコマセで寄ってくる魚に対して有効です。
部品に問題が発生しましたので、販売休止致します。m( )m